映画 ラ・ラ・ランド を愛する
私はこの映画、少なくとも10回は観た気がします。めちゃめちゃ好きなんです。
1回目、映画館で見たときは信じられないくらい泣きました。もう何が起こってるのかわからなくて!最後の夢が。あ、ネタバレ全開だから、未見の人は今すぐおかえりください…ごめんなさい…
この映画ネタバレなしで語るの無理では?
好きだけど嫌いなシーンについて語りたいんです。好きだけど、心苦しいと言うか。見たくないのに瞬きできないようなシーン。
部屋で2人が言い合うシーンです。
あれ、その前にミアが留守録入れてるんですよね。あいみっすゆー。って。
焦げちゃった料理と、いつの間にか止まったレコードと、1人部屋に取り残されたセブは、一人であの留守録を聴くんでしょうね。自分がたった今、一体誰に、どんなひどいことを言ったかを思い出しながら。。
あー!!!辛いよ辛すぎるよ、だって仕方ないんだもん!!!!そりゃいつまでも夢ばっか追いかけてられないよ。お金がないと生きていけないよ。やりたくないことやらなきゃ成り立たないよ、、
ミアとセブは、運命の人だったと思うんですよお互いに。あんな風に偶然が重なって歌と一緒に恋に落ちて、プラネタリウムで天を舞うような心地になれる相手ってそうそういます!?そもそもそんなの人生で出会えるか出会えないかじゃないですか。なのに。それなのに二人は一緒にならない。なれない。
二人の夢は、二人の夢が叶うことだったから!
やだーーー!人生ってこうなの!?どんなに大好きでも、全ては手に入らないの?やりたいことは1つしかできないの…?
でも、最後の夢、幸せすぎて、あだほんとに、夢なんだなって、思ってしまった。
ふつうに日常的に自分たちが見る夢も、そうじゃないですか?
好きな人、美味しいもの、楽しい時間。あ、現実がこんなに幸せであるわけがないから、これ夢だなって、気がついてしまう。
それでも二人は、再会して夢を見た。
あ、私はあれは二人が見た派です。ミアの夢派とセブの夢派と、色々いらっしゃるみたいだけど私は二人の夢派。そこはせめて、限界まで報われてほしい。
I’m always gonna love you.ってなにそれ。ちょっと待ってなにそれ。この先他の人と恋に落ちて、結婚して、別々の将来を歩んでも、私はずっとあなたを愛してる。わ?何この究極の告白は。こんな愛の伝え方ありますか。なんですか。このセリフ私めちゃめちゃ好きです。このセリフに二人の関係がぎゅっっっと詰まってると思うんです。この映画やっぱり大好きです。
グレショと比較されるの謎じゃないですか。全然違うのに。グレショもグレショで好きですけどね。
シングストリートが青春、ビヨンドが友情なら、私にとってララランドは人生です。